「さわやかな愛」とは、月桃の花言葉です。
白保では、サンゴにダメージを与える、サンゴ礁への赤土流出防止を目的として、畑の周りにグリーンベルト植栽として月桃の植栽を展開しています。
サンゴ礁保全「さわやかな愛」プロジェクトとは、福岡県の筑紫女学園大学現代社会学部の有志によるプロジェクトで、NPO夏花と連携し、福岡での活動を通して石垣島のサンゴ礁保全への貢献を図ることを目的としています。
スタートは、2016年にグリーンベルト植栽として植えられた月桃の経済的な価値の創出のため、NPO夏花と筑紫女学園大学の協働で月桃茶を試作し、太宰府での試験販売の実施、女子大生によるパッケージデザインの製作とアンケート調査による絞り込みを行いました。
以後、月桃茶の販売活動を続け、毎年メンバーは夏休みに白保を訪れ、サンゴ礁を見て学ぶ体験をするとともに、自分達で月桃茶の封入作業も行い、そして1年間の報告と月桃茶売上の一部の夏花のサンゴ礁保護活動費として寄付してきました。
現在、1年生から3年生まで21名のプロジェクトになっています。今年は、太宰府天満宮門前町にある築150年以上の町家をお借りして定期的に販売活動を続ける他にも、大学ネットワークふくおか主催の第6回ビジネスチャレンジ事業に応募し、見事採択され、月桃茶のネット販売に向けて取り組んでいます。
そんな筑紫女学園大学の学生さん達が、今年も活動報告と月桃茶の製造作業手伝いのために学生8名で8月17日から20日に白保を訪問し、シュノーケリングやグリーンベルト植栽、農家民泊などを体験をしました。
また8月20日(月)には、しらほサンゴ村にて1年間の報告と、月桃茶売上の一部を夏花のサンゴ礁保護活動費として寄付が行われ、八重山毎日新聞や沖縄タイムスに記事が載り、また地元の出版社である南山舎のHPでも話題として取り上げられました。
今後もエネルギッシュな筑紫女学園大学の学生さん達からパワーをもらいながら、
共に活動に励んでいきたいと思います。