9月6日~9日まで、今年で4回目となる「石垣島白保のサンゴ礁調査~赤土堆積量と流出対策の長期モニタリングとサンゴ礁文化の体験~」を開催しました。この調査は、2015年より始まったもので、研究者とWWF、白保魚湧く海保全協議会とNPO夏花が協働して、白保サンゴ礁海域での赤土堆積量調査と農地の周辺に植えられたグリーベルトの生育状況をモニタリングするものです。

 

海底の赤土調査

海底の赤土調査

3隻に分かれて赤土調査

3隻に分かれて赤土調査

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同調査には、アースウォッチ・ジャパンにより派遣された一般市民の環境ボランティアが参加します。参加者は、陸域・海域での調査の補助に加えて、農家との交流を通じて、サンゴ礁文化と呼ばれる白保集落の生活文化について記録を行います。

 

グリーンベルトの成育調査

グリーンベルトの成育調査

 

参加された8名のボランティアの中には、昨年に引き続いて参加いただいた方もおり、白保での野外調査活動への参加に大変満足していただけたようです。今回、初めて参加された方々も次回また参加したいという嬉しいお声を頂きました。夏花としても継続的な調査を続けることはとても意義深いことだと感じています。

 

まとめのディスカッション

まとめのディスカッション

 

今回のこの調査プログラムは、単に研究者や私たち地域での保全団体が調査データを取るだけではなく、サンゴ礁保全に関心をお持ちの一般の方々と協働で実施することで、サンゴ礁の現状や保全の難しさをより深く理解していただく環境学習の機会となリます。また、白保のサンゴ礁の保全に関心を持ち繰り返し調査ボランティアに参加してくれる方々がいることは、NPO夏花の関係者や白保の住民にとって大変うれしいことです。参加者からのフィードバックにより、地域での保全活動を見つめ直すことで、サンゴ礁環境と調和のとれた村づくりの必要性を改めて感じる機会となると考えています。

 

これまでの「石垣島白保のサンゴ礁調査」より、活着率からはイトバショウがグリーンベルトに適していることが分かりました。今後もグリーンベルトの活着状況やその後の生育状況をチェックすることで、赤土流出防止に効果的につながるグリーンベルト植栽及び管理の仕組みづくりに取り組んでいくこととしています。

 

 

この調査は地球環境基金の支援により実施しています。

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→ アースウォッチ・ジャパン
→ アースウォッチ・ジャパン調査プログラム:石垣島白保のサンゴ礁調査

Written by NPO夏花