サンゴの海を守る月桃ルームデオドラント sarmin

NPO夏花では、平成26年度に過疎集落等自立再生対策事業を導入し「白保集落まるごと体験交流事業」を実施しました。同事業では、「集落観光」「農家体験」「地域特産加工」などの基盤整備を進めました。同事業の目玉となるのは、赤土流出防止のために農地の周辺に植えたショウガ科の植物である月桃等を加工するための施設です。

3月に完成したこの施設には、大型乾燥機、精油やフローラルウォーターを抽出する蒸留器、お茶や調味料への加工が可能な破砕機など様々な設備、機器を設置しています。

 

topics07当面は、WWFジャパンと白保日曜市が連携して開発した、月桃の葉や花から抽出したルームデオドラント“sarmin(サーミン)”の製造・販売に力を入れていきます。売上の一部は、白保のサンゴ礁保全のために活用されますので、販売先を紹介頂ける方は是非御協力ください。

今後は、保健所の許可を取得し、お菓子などの食品にさわやかな香りづけをするための月桃の粉末や、フローラルウォーターなどの食品原料の開発、お茶の製造をする予定です。

月桃の植え付けや製造加工に興味のある方は、夏花事務局までご連絡ください。

 

Written by NPO夏花