NPO夏花では、白保の豊かな海を守るために、畑から流れ出る赤土を抑制するためのグリーンベルト植栽活動を行っています。2007年にWWFジャパンが地域住民と共に始めたこの取り組みをNPO夏花が引継ぎ、現在まで継続的に行ってきたことで2016年9月には植栽距離が5000m以上に達するなど赤土流出対策の試みの輪が着実に広がっています。

グリーンベルト 植栽
2017年8月現在
植栽距離  5,099m
植栽本数 29,687
(ゲットウ 23946 イトバショウ 4141 ベチベル 1600)


夏花ではスタディーツアーのプログラムの一つとして、
全国から白保を訪れた参加者の皆様にサ ンゴ礁保全活動の一環として植え付けを行なってもらっています。

2017年度 植栽参加者
2017.8.30 しらほこどもクラブ 10名 糸芭蕉90本
2017.8.29 筑紫女学園大学 12名 糸芭蕉150本
2016年度 植栽参加者
2017.3.13 法政大学 16名 糸芭蕉 265本
2017.3.8 保全利用協定モニターツアー 2名 月桃 36本
2016.11.24 東京農業大学 60名 糸芭蕉 270本
2016.11.5 富士ゼロックス 21名 月桃 300本
2016.10.22 東和歌山県職員労働組合 23名 月桃 300本
2016.8.20 筑紫女学園大学 9名 月桃 150本
2015年度 植栽参加者
2016.5.14 住友生命 24名 糸芭蕉 350本
2016.3.7 法政大学 16名 月桃 350本
2015.11.29 京農業大学 43名 糸芭蕉 300本
2015.10.26 日本自然環境専門学校 14名 月桃 250本
2015.10.10 HISツアー 4名 月桃 150本
2015.10.2 駒沢大学 20名 月桃 300本
2015.9.19 筑紫女学園大学 13名 月桃 250本
2015.9.05 アースウォッチ・ジャパン 16名 月桃 200本
2015.8.28 HISツアー 5名 月桃 250本
※NPO夏花の年度は毎年7月~6月です。

 

また、NPO夏花は、2015年からアースウォッチ・ジャパンと連携した赤土堆積調査とグリーンベルト活着状況調査に取り組んでいます。アースウォッチ・ジャパンの調査プログラム「石垣島白保のサンゴ礁調査」は、ボランティアが調査を担っています。この調査プログラムを通じて、グリーンベルトの活着状況をモニタリングする調査手法や、グリーンベルトの植栽箇所を記録する仕組みづくりに取り組んでいます。

→ アースウォッチ・ジャパン
→ アースウォッチ・ジャパン調査プログラム:石垣島白保のサンゴ礁調査

【協力】総合地球環境学研究所 地域環境知形成による新たなコモンズの創生と持続可能な管理

 

参加しませんか?

社員研修や修学旅行などでサンゴ礁保全のためのグリーンベルト植栽活動へ参加、協力をしていただける方は、夏花事務局までご連絡ください。