11月17日、白保中学2年生16名と一緒に、白保海岸でベントス(底生生物)調査を行いました。
 

底生生物とは、水底をはい回ったり、砂に潜ったり、石などに付着する生物のことで、貝やカニ、エビ、ナマコなど、水底にはたくさんの生物が暮らしています。
 

底生生物を採取し、どんな種が生息していたか記録し、海に戻します。この日は、スナモグリ、オウギガニなど、20分間で13種を採取しました。
 

この調査は2020年より毎年行っています。地域の中高生の皆さん、島外のベントス研究者らとともに回数を重ね、WWFジャパンの協力を得て、調査方法を試行錯誤してきました。
 
環境学習として身近な海を知ることができ、モニタリングを続けることで、白保の生物多様性の豊かさの指標となります。今後は、白保体験ツアーで来島する学生さんとも一緒に調査を実施して行く予定です。
 

Written by NPO夏花