3月17日、この春に卒業した白保の高校生とシュノーケリングを行いました。石垣島には大学や専門学校はありません。卒業を機に島を出る若者が多くいます。それぞれの新しい場所での暮らしの中、故郷の素晴らしさを再確認し、この海も誇りに思ってもらえたら、そんな思いで実施しています。
卒業生の皆さんは、小中学校の授業の中で、この白保の海を見ています。また、海垣(インカチ)漁の体験や赤土流出防止のグリーンベルトとして畑に植える月桃の苗づくり、地域のおじいやおばあから、昔の遊びや葉を使った工作なども習った世代で、私たちも一緒に学んできました。
この卒業シュノーケリングツアーに今年は10名が参加。NPO夏花と白保魚湧く海保全協議会が連携して毎年行い、地域に暮らす先輩として、旅立つ後輩たちにエールを贈る機会にもなっています。成長した子どもたちから「出る前に海を見られてよかった」「島を出てもがんばりたい」との声が聞こえました。
卒業おめでとう!みんな、体に気をつけて、がんばってこいよー!