海の環境保全につながるグリーンベルトの植え付けを行っています。
グリーンベルト植物を原料とする商品開発にも取り組んでいます。

世界最大級のアオサンゴの群集をはじめ、オーストラリアのグレートバリアリーフに匹敵する種の多様性を持つと言われる白保のサンゴ礁。この海に育つサンゴも、地球的規模で進んでいる温暖化の影響や陸域からの土砂等の流出による環境悪化による脅威にさらされています。中でも畑からの赤土流出が大きな要因の一つとされており、その対策が課題となっています。赤土とは琉球列島の島々に見られる、粒子の細かな赤茶色の土のことです。

 

赤土の流出を防ぐグリーンベルト

NPO夏花では白保の農家にとっては大切な財産である畑の土を守るとともに、海の環境保全につながるグリーンベルトの植え付けを行っています。グリーンベルトとは畑から土砂が流れ出るのを防ぐために、畑の周りに月桃や糸芭蕉等の植物を植えた「緑の垣根」のことです。2007年に始まった白保でのグリーンベルト大作戦では、WWFジャパンや魚湧く海保全協議会と白保中学校の汗知恵タイムなどが協力しながら植え付けを行ってきましたが、夏花では、地域でのボランティア植栽に加えて、スタディーツアーのプログラムの一つとして、全国から白保を訪れた参加者の皆様にサンゴ礁保全活動の一環として植え付けを行なってもらっています。これまでの活動で、白保地域には33か所でグリーンベルトを設置しています(2015年8月現在)。

 

またグリーンベルグリーンベルトの植え付けトへの協力農家を拡大するために、グリーンベルト植物を原料とする商品開発にも取り組んでいます。それはグリーンベルトの植え付けにより畑の面積が狭くなったことで、収穫物が減少するという農家の経済的な負担を軽減するためのものです。夏花ではグリーンベルトの月桃を利用したルームデオドラント sarmin を製造、販売し、農家から月桃を原材料として買い上げることで対策農家を増やすことを目指しています。また売上の一部(sarmin1本につき100円)は、環境協力金としてグリーンベルトの苗代や植え付け後の管理費用などサンゴ礁保全に役立てています。

社員研修や修学旅行などでサンゴ礁保全のためのグリーンベルト植栽活動へ参加、協力をしていただける方は、夏花事務局までご連絡ください。